電気が止まったら:通電火災を防ぐ手順と電源の確保|南区・戸田・蕨 防災ナビ

今まさに危険を感じたら、まず自分の身を守る行動を。救急・火災は 119番、事件・事故は 110番

電気は4つのライフラインのなかで最も早く復旧する傾向があります。ただし危ないのは「止まったとき」より「復旧したとき」。停電が戻った瞬間に火が出る「通電火災」は、地震後の出火原因として大きな割合を占めます。

停電した直後にやること

  1. 避難するときは必ずブレーカーを落とす停電が復旧した瞬間、倒れた電気ストーブや傷んだ配線から発火する通電火災を防ぐため。阪神・淡路大震災でも大きな出火原因になりました
  2. 家電のスイッチを切り、プラグを抜く特に暖房器具・アイロン・ドライヤーなど熱を出すもの
  3. 冷蔵庫は開けない開けなければ数時間〜半日は冷気が保ちます。開閉のたびに保存できる時間が短くなります
  4. 明かりはろうそくではなくLEDに余震でろうそくが倒れると火災になります。懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを載せると、ランタン代わりの拡散光になります
  5. スマホをすぐ節電モードにする情報と連絡の生命線です。停電が長引くほど、充電の1%が重くなります
  6. 復旧して家に戻ったら、ブレーカーを上げる前に確認ガス臭くないか、水漏れや配線の損傷がないかを見てから通電してください
感震ブレーカーがあれば、留守中でも自動で電気を止められます

揺れを感知して自動的にブレーカーを落とす装置です。数千円のおもり式・ばね式から設置できます。地震のとき家にいるとは限らないので、通電火災対策としては最も確実な方法です(チェックリスト)。

エレベーターに閉じ込められたら

停電でも非常用電源で最寄り階に停止する機種が増えていますが、閉じ込めは起こりえます。行先階のボタンを全部押す/非常ボタンで連絡する/無理にドアをこじ開けない。救助を待つあいだ座って体力を温存してください。

電気を自分で確保する手段

手段できること注意点
モバイルバッテリースマホの充電数回分普段から満充電に。半年に1度は残量を確認
乾電池式充電器スマホの充電、ラジオ・ライト電池の使用期限を確認。単3・単4を多めに
ポータブル電源スマホ・PC・扇風機・電気毛布など容量が大きいほど高価・重い。定期的な充電が必要
自動車からの給電シガーソケット、車種によっては100V/1500Wガソリン車はエンジンをかける必要があり、換気と燃料残量に注意
EV・PHEV外部給電器やV2Hで家電、家全体への給電も排ガスが出ないので車内でも安全。詳しくは車中泊のページ
太陽光+蓄電池日中の発電と夜間の使用自立運転モードへの切り替え方法を平常時に確認しておく
オール電化の家は、停電=調理・給湯・暖房の停止

IHクッキングヒーターもエコキュートも動きません。カセットコンロと予備ボンベは、オール電化の家庭こそ必須です。エコキュートの貯湯タンクには数百Lの水が入っており、非常用水として取り出せる機種もあります(取扱説明書で確認を)。

平常時にやっておくこと

  1. 感震ブレーカーを設置する分電盤タイプのほか、後付けできる簡易タイプもあります
  2. 停電で何が使えなくなるか書き出す給水ポンプ、オートロック、インターホン、電動シャッター、医療機器。特に医療機器を使っている家庭は電源の確保を最優先に
  3. モバイルバッテリーを常に満充電に保つ「使ったら充電する」を習慣に。乾電池式充電器を1つ足しておくとさらに安心です
  4. 懐中電灯を寝室・玄関・車に置く停電は夜に起きるとは限りませんが、夜に起きると何もできません
  5. 停電情報の確認先を登録しておく東京電力パワーグリッドの停電情報ページをブックマークしておく

本ページは一般的な防災知識と、さいたま市・戸田市・蕨市および気象庁・内閣府・消防庁等の公開情報をもとに作成したまとめです。最新の避難情報・ハザードマップは必ず各市区の公式サイト・防災行政無線・気象庁の発表をご確認ください。

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